貼り箱は自分で作ることもできますが、その時にぜひ気にしてほしいのが接着剤です。
仕上がりが美しい貼り箱にするためには、実は芯材や包装紙より注意を払いたいのが接着剤です。
高い接着剤を買い求める必要はありませんが、ここにこだわりを持つかどうかで貼り箱の出来が大きく変わってしまいます。
通常使われるスティックのりや水のりでは接着力が低く、せっかくきれいに貼ってもすぐに剥がれてしまいますし、たくさん付けるとしわが寄ったり紙が波打ったりして台無しです。
最も安定性が高いのは木工用接着剤ですが、こちらは均一に素早く塗り広げるのが難しく、素人の方が乾燥前に仕上げることは至難の業でしょう。
強いて言えば、木工用接着剤と水のりとを混ぜ合わせ、オリジナルの糊を作って使用するのが一番安定性が高く、美しく仕上げる手段になります。
